丹波 紗千
裏典薬・一子相伝、三十一代目
御所の奥で千年。
表に出ぬ技で、魂を診てまいりました。
あんたはんに積もったもの、根っこまで視ます。
丹波紗千のこと
平安の御代、朝廷に典薬寮という役所がありました。天皇と公卿の身体を診る、医の最高機関どす。丹波康頼公は、その典薬寮に仕えた医師。日本最古の医書『医心方』を記し、のちに丹波の家は代々、典薬頭を務めたんどす。
表の典薬が身体を診るものであるならば、裏典薬は魂を診る技。一子相伝にて千年、絶やさず受け継がれてまいりました。
うちは、その三十一代目どす。窮屈なしきたりはもう飽きしおした。その秘技、あんたはんに渡します。
その重たさには、名がある
頑張っているのに、噛み合わへん。
同じことを、何度も繰り返してしまう。
本当はこうしたいのに、身体が動かへん。
これは、性格やありまへん。
裏典薬では、こう呼びます。
念の澱み
ね ん の よ ど み
他者の期待、世間の常識、遠い日の誰かの言葉。それらが長い年月をかけて魂の層に沈み、本来の流れを塞いでしまった状態どす。
「甘えてはいけない」
「私がやらなければ」
「どうせ私には無理」
これらは、自分の声やありまへん。
川に岩が積み重なれば、水は流れなくなります。けれど岩を取り除けば、水はまた流れ始める。
根っこに気づいたとき、整えることができます。
初観で視えること
届いた瞬間に視えたこと
言葉を受け取った瞬間から、診脈は始まっております。誰にも言えへんかったこと。抱えたまま来はったもの。
今、魂に起きていること
どの層に念が積もり、どの流れが塞がれているのか。今も動き続けている念の正体を、言葉にします。
魂流が本来向かう場所
念の澱みが晴れたとき、あんたはんの魂がどちらへ向かおうとしているのか。
転換の兆し
流れが変わる直前、川は一度、最も激しく揺れます。今その波の中にいるのかどうか。
こんなあんたはんへ
診脈の流れ
書き送る
お名前・お便りの届く先・生まれた日・今のお悩みと理想を、そのまま。
診脈する
うちが魂流を辿ります。半日から、最大三日ほど。
鑑定書が届く
診脈の結果を書にしたため、お便りでお渡しします。
その先も、魂の便りを
ときおり、整えの所作をお届けします。
縁を結ぶ
あんたはんの魂流を辿り、
念の澱みがどこに積もっているのか、
視えたままお伝えします。
確かに、受け取りました。
今から、診脈を始めます。
半日から最大三日ほどで、
鑑定書をお届けします。
もうしばらく、お待ちくださいませ。
丹波 紗千